アトピーを完治する為には次第にステロイドの使う量を減らしていきましょう。
アトピー性皮膚炎と聞くとステロイドという言葉が連想されるくらい、ステロイドはよく用いられています。 ステロイドの強さは【弱い→穏やか→強い→非常に強い→最も強い】の5段階で現します。 この強さは血管の収縮率などを比較して分類されます。 きちんとした使用をすれば、副作用を心配することはないですが乱用はいけません。
●ステロイドの使用
ステロイドには「炎症を抑える」「免疫を制御する」2つの作用があります。 使用の時に最も大切なのは、良い効果と悪い効果をきちんと理解することです。
●かゆみを我慢しない
アトピーで最もつらいのは、かゆみです。 あまりのかゆさで、引っかいて湿疹や傷ができてしまうと、炎症が悪化してしまいます。 副作用が気になるからステロイドを使用しないで、悪化した皮膚炎を放置するのは、かえってストレスになってしまいます。 そこで、かゆくて眠れない時などにはステロイドを使用して、かゆい症状を抑えてあげることが大事です。 かゆくて体をかきむしり、自分で皮膚を傷つけてしまう悪循環を止めてあげましょう。
●使い続けない
また、大事なのはステロイドに依存しないことです。 ステロイドにより炎症を抑えることあできますが、症状を緩和する対症療法にしかすぎません。 つまり、ステロイドではアトピーは治りません。 また、ステロイドは免疫を制御する作用があるので、使い続けると治りにくくなってしまうこともあります。 ステロイドは、「夜眠れるように」「引っかき傷をつくらないように」といった程度で、 症状をコントロールしながら、次第にステロイドを使わなくて済むようにすることが大事です。
●副作用
副作用の症状には、顔の赤み、皮膚の萎縮、真菌感染、にきび、多毛、毛細血管拡張などがあります。 副作用は、数ヶ月〜数年間に皮膚の同じ部分にぬり続けていると、皮膚が萎縮して薄くなり血管の壁や弱くなったうえに、 免疫力も制御されているので発生しやすくなります。 医師に相談をして適切な使用をしている限り問題はありませんが、自己判断で強いステロイドを全身に、 長期間使用している場合には注意が必要です。